2014年3月26日水曜日

Banishedのデータ、tipsの続き





一般的に信じられているが、本当は正しくないことが判明した都市伝説
こういった都市伝説はどれも正しくないことがすでに判明したものと思っていたが、今でも時おり発言されるので、もう一度ここで触れておくことも意味があるだろう。
・「輪作は大切だ」- この仕様はこのゲームの最終バージョンに採用されなかった。隣り合った農地で同じ作物が栽培されていれば病気が蔓延するから、 いろいろな作物を組み合わせること自体は大切なことだ。
・「過剰な狩猟・漁獲によりシカやサカナが採り尽くされてしまうこと、耕作を続けることで土壌が疲弊することを心配する必要がある」- この仕様はこのゲームの最終バージョンに採用されなかった。しかし、複数の狩猟小屋(hunting cabin)や複数の魚釣り場を近くに配置すると、従事者一人当たり産出高が減少する。
・「画面に表示されているシカが狩りの獲物だ」- シカが表示されているのは見栄えを良くするために過ぎない。狩人は近くにシカがいるかどうかに関わらず、鹿肉や皮を手に入れているように見える。どんな要素が狩人の生産性に影響しているのか、例えば森林地帯でないとダメなのか、山や川があると生産性が低下するのか、森の古さや木の密度が影響するのかなど、まだ分かってはいない。しかし、森の古さや木の密度が影響し、採集職や薬草採集職と相性がいいことを明らかにすることができると思う。また、チョークポイントの近くに狩猟小屋を建てるべきだというよくみかけるアドバイスは、おそらくは良くないアドバイスだ。チョークポイントは山や川など通過できない地形から形作られるものだから、かえって狩猟小屋の産出高を減少させることになるだろう。
・「鋼鉄製の道具をもつ労働者は鉄製の道具の労働者より効率的だ」- 鉄製の道具に比較して鋼鉄製の道具は2倍長持ちするが、他に優れた点はない。(新しい道具を入手する手間が減るので結果的に能率が上がるが、この効果は微々たるものだ)。
・「薬草採集職には、ゲーム開始時すでにあった森林が必要だ」- hereで徹底的に誤りが明らかにされている。成熟した木ならそれで充分だが、鬱蒼とした森になるようきこり職(forester)に植林だけを指示しておくのが最善手だ。その後、植林だけという指示は取り消していいが、自然の倒木を補充するため、5~10年ごとに植林させるべきだろう。


食品生産に関する数値
・魚釣り・採集などのどれが最善な食糧入手の手段かに関するたくさんの発言を目にしてきた。そこで、数値を上げて簡単に分析してみたい。お示しする数値は道具と教育の有無による増減を考慮に入れたものではなく、また私がプレイ中に得た数字から得た推定値であり検証の結果ではないことを了解しておいてほしい。
・適切に、つまり伐採の手を入れず鬱蒼とした森林の中にある採集小屋は、4人で年間産出高 ~3000、つまり一人当たり年間食糧産出高 ~750に達する。半径は30なので、面積2800弱を使用する。つまり単位面積あたり年間1.1個の食糧を産出する。ただし、薬草採取職や狩人と共存させれば、土地をより効率的に利用できる。
・適切に、つまり伐採の手を入れず鬱蒼とした森林の中にある狩猟小屋は、4人で年間産出高 ~1200、つまり一人当たり年間食糧産出高 ~400に達する。半径は34なので、面積3600弱を使用する。つまり単位面積あたり年間0.3個の食糧を産出する。ただし、年間で30~40枚の皮を入手でき、また薬草採取職や狩人と共存させれば土地をより効率的に利用できる。
・伐採の手を入れず鬱蒼とした森林に狩猟小屋・採集小屋・薬草小屋を設置し、食糧入手のために4人ずつを配置すると、年間食糧産出高 ~4200、つまり一人当たり年間食糧産出高 ~500、単位面積あたり年間~1.2の食糧を産出し、それに皮と薬草が加わる。成人8人と薬草採取職1~2名でこれだけになる。単位面積あたり食糧産出高が前記の数字の単純な和になっていないのは、狩猟小屋の範囲が採集小屋より広いからだ。
・最適な場所に設置された魚釣り場は4人で年間産出高 ~2400、つまり一人当たり年間食糧産出高 ~600に達する。設置に必要な面積はたった8に過ぎない(水面と道路は別にして。どっちにせよ道路は敷きたくなるから)。単位面積あたりの年間食糧産出高 ~300になる。
・適切な場所に設置された魚釣り場は4人で年間産出高 ~1800、つまり一人当たり年間食糧産出高 ~450に達する。設置に必要な面積はたった8に過ぎない(水面と道路は別にして。どっちにせよ道路は敷きたくなるから)。単位面積あたりの年間食糧産出高 ~225になる。
・15x15の農地は4人(定数とみなされている)で年間産出高 ~1200、つまり一人当たり年間食糧産出高 ~300に達する。225の面積が使用されるので、単位面積あたりの年間食糧産出高 ~5.3になる。
・20x20の牧場は2人で年間産出高 ~1000、つまり一人当たり年間食糧産出高 ~500に達する。400の面積が使用されるので、単位面積あたりの年間食糧産出高 ~1.25になり、皮も入手できる。牧場の食糧産出高は年ごとの変動が大きいことは要注意。子牛の増えるのはランダムのようで、子牛が産まれた時にだけ成牛が一匹屠殺される。
・手元にデータがないが、果樹園は効率が悪いようだ。村人にバラエティに富んだ食品を提供することと、アルコール飲料やコート(訳注:??)などの2次的な利用に役立つだけだ。
・ご覧の通り、最大で一人当たり年間食糧産出高 750にもなる採集職がもっとも効率的にみえる。もっとも、耕作職が農地で仕事をするのは一年の半分だけであることを考慮すると、耕作職の一人当たり年間食糧産出高は~600になる。耕作にあたらない半年間に他の仕事をさせることができる点を考慮すれば耕作職は有利だ。また土地が目下の急務になっている時(small/mountains map)には、釣りが最も有利な食糧調達方法になり、耕作がそれに次ぎ、ウシ・ヒツジ・ニワトリの飼育はずっと劣る。
・すでに採集小屋、狩猟小屋、薬草小屋用の土地を確保してあるのでなければ、単位面積あたりの産出高でも一人当たり産出高でも狩猟小屋はウシの牧場に劣る。ゲームの後半になってから採集小屋、薬草小屋と組み合わせずに狩猟小屋単独で建設するというのは、意味がない。

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