2014年2月16日日曜日

蘭印東部アルー諸島のDoboを占領される

1942年6月27日、蘭印東部アルー諸島のDoboが日本軍に無血占領されました。きのう哨戒機の発見した重巡を含むTFが南下したり、さらに上陸船団が後続するようならと考えて、ダーウィンとBathurst Islandのカタリナ飛行艇とB-26に艦船攻撃を指示してありましたが、出撃の機会はありませんでした。昨日上陸を成功させた船団もさっさと逃げていってしまいました。

コンバットリポートによると上陸したのはI/19th Naval Guard Unitで、兵員322名、砲3門、素のAV 11という陣容です。シナリオ1の日本側を覗いてみると、1942年4月下旬頃増援される部隊のようです。所持する砲3門は、迫撃砲・速射砲・重機関銃であってますね。また、このゲームでは歩兵・工兵1分隊のAV(assault value)が1とされていて、この部隊は歩兵分隊12、工兵分隊3ですから素のAVは15あっていいはずです。でも昨日の上陸の際にsquadsのdevice 9個とNon Combatのdevice 7個がdisabledになっていますから、そのせいで低下したのでしょう。

さて、上陸してきたのは、重火器ももたず、本来ならGarrisonの数合わせに使うために増援されてきたような部隊1つだけでした。そう思うと、逆上陸を考えたくなるところ。ただ本当に逆上陸するのは、アンボンからの陸攻の雷撃の可能性があり困難です。となると、空挺作戦ですね。ダーウィンには2nd USMC Parachute Battalionがいます。もともとSaumlakiの奪取を考えて準備してきた部隊ですが、これまでのところ日本側がSaumlakiへの増援を送る気配はありません。もし増援を送って飛行場を拡張しようとしても、ダーウィンから7ヘクス、Bathurst Islandからは距離6ヘクスですから、戦闘機の護衛付きで空襲が実施できるわけで、派手な立ち回りになりそうです。とにかく、Saumlakiなら制圧し続けることが可能だと思うので、後回しでもいいでしょう。しかしDoboはダーウィンから遠いので、ちょっと話が別なのです。

大隊一個を空輸する本格的な空挺作戦を実施するとなると、輸送機を手配しなければなりません。連合軍の輸送機は、訓練用のものを除くと大部分がインドのレドに集結し、中国へのサプライ輸送に従事しています。オーストラリアにいる輸送機の部隊は海兵隊の一個とアメリカ陸軍の1個だけ。オーストラリア軍の輸送機部隊は、航続距離が短いので使えません。これで足りるのかどうか、空輸の仕様についてまとめたレスがあるAARに載せられていたので紹介します。
海上輸送と比較すると、かなり単純にモデル化されている。まず第一に、load costが9より大きいdeviceは空輸(味方の飛行場から味方の飛行場への輸送)できない。第二に、load costが7より大きいdeviceは降下・投下(パラシュート)できない。積載量7500未満の輸送機の場合、機種ごとの積載量の違いが実質的な意味を持っていない。積載量7500未満の機種はどれも、Aviation Support deviceなら2個、 Squad/Engineer Deviceなら1個を空輸・投下できる。積載量7500以上の機種はAviation Support deviceなら4個、 Squad/Engineer Deviceなら2個を空輸・投下できる。積載量2000の機種も積載量6000の機種もSquad Deviceなら1個しか輸送できないわけだ。積載量が7500以上の機種というのは少ししかなく、ほとんどが連合軍機で、日本側では二式大艇の輸送機型だけだったと思う。
この時期の連合軍の保有する最も大きな輸送機のC-47 Skytrainでも積載量は6000ポンドです。ということは、2nd USMC Parachute Battalionをそっくり空輸するためには42機(=27+3+21/2)の輸送機があれば充分だということになります。輸送機だけで42機は無理ですが、近隣のカタリナ飛行艇の哨戒飛行任務を1ターンだけ中止させ、ダーウィンに集合させれば、なんとかなりそうです。

空挺作戦が実施可能となると、次に問題なのは作戦が成功してくれそうかどうかです。素のAVが30と、I/19th Naval Guard Unitの2倍以上はありますから、まったく無理な作戦ということはありません。しかし空挺降下による混乱の発生なんかもあるので、安心確実とまではいえないような気もします。残念なことに、この部隊のprepの対象はSaumlakiなんですよね。まさかDoboに降下するような事態が発生するとは思っていなかったので。こんな状態で実施して大丈夫でしょうか?とりあえず、日本側がDoboにforitificationを築く(上陸した部隊には工兵がいないようですが、今後こっそり空輸することがあり得ます)のを妨害するため、港(Doboの飛行場は規模0)を爆撃しようと思います。その後、なんどか地上部隊爆撃を実施し、その結果を見てから空挺作戦を実施するかどうか決断したいと思います。

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